お手入れ方法

純国産山葡萄かごバック

はじめてお使いいただく前に

 出来上がったたばかりの籠バッグは、山葡萄の樹皮の細かな繊維がまだ馴染んでおらず、柔らかな生地の着物や洋服などに擦れや、ひっかかりがでる場合がございます。

 お使いいいただくうちに、馴染みが出て滑らかになってまいりますので、それまではお気をつけてお使いくださいませ。

 

 

籠バックの材質について

 籠バックは素材を厳選しお作りしておりますが、天然素材のため、多少の色ムラ、節、小さなささくれ、剥げなど見られることがございます。

天然自然素材ですので、そういった部分が残ってしまいますことをご理解下さいませ。


籠バックの保管

 山葡萄籠バックは呼吸をしています。

必要な湿度を吸い、余計な湿気は放します。ですので通期のよい、湿度のない場所での保管をおすすめ致します。

 通期の悪く、湿度の高いところでの保管はカビが発生する原因となります。

 

持ち出しをしない場合も、インテリア、調度品のようにお部屋に飾られてはいかがでしょうか。いろいろな小物などと組み合わせますととても雰囲気が出るとお客様からのお便りも頂戴しております。

雨などの水濡れについて

山葡萄は自然の山にあったもので、その木は雨や乾燥にも強く非常に丈夫です。

 樹皮は木と同じで、吸水性があり、水分により柔軟性や、膨張、伸縮性が出てきます。

 

多少の雨にかかる程度は全く問題はございません。乾いたタオルなどで、濡れた部分を押さえるようにして水分をふき、平坦な場所で自然乾燥させてください。

 

籠バックが水浸しになってしまいますと、形の歪み、編み込みの緩みの原因となりますのでご注意ください。

 万一濡れきってしまった際は、中にバスタオル等を入れ、形を整え風通しの良い場所において乾燥させて下さい。


籠バック お手入れワンポイント

「山葡萄かごバッグ」のお手入れのポイントとしましては 

  • 触れたり、撫でたりする(持ち主の肌の脂が、色艶に変化を与えます)
  • 時々軽くブラッシング(亀の子タワシ、刷毛)してあげる。
  • 手羽立ちがあった際は、引っ張らずにカッターやはさみ爪切りなどで切る。(遠火で炙って焼く事もできますが心配な方は刃物で切る方をお勧めします) 
  • 使わない時は、通気性のよいところに保管するか、お部屋に飾る。

※ 蝋やワックス等をご紹介しているサイトもございますが、三本木ではおすすめしておりません。(一度に過剰な脂分を吸収してしまい、大きく変化する場合があり、元の色艶加減に戻せません)

 籠バックは、しまいこまずに一年をとおして側において、時々撫でて(触れて)あげるのをお勧めしています。そうすることにより、少しづつ色艶が増し、形も馴染んで(育って)きます。 また、ブラシで筋目にそってブラッシングして頂いても美しく育っていきます。

なにより、愛着のあるものと暮らすよろこびを感じていただければ幸いです。