この木札は山葡萄の枝から作られています。
三本木の山葡萄籠バックには、私たちが責任をもっておつくりした印として、山葡萄の枝でつくった木札をお付けしてお届けしています。
いわて大野山葡萄つるバッグは、地元で暮らす女性職人による手づくり。
材料から仕立てまで、すべてを岩手大野からお届けしております。
製品作り、お直しと材料選びから仕立てまで責任を持って行っておりますので
安心して末長くご愛用下さいませ。
私どもの工房以外の製品についてもお直しを承っております。山葡萄かごバックは大変貴重なものです。ずっと永く愛用し、次の世代に残してほしいと願っています。
岩手は北海道に次ぐ広大な森林の広さを持ち、昔から林業も盛んで木炭の生産も国内有数。神が宿るといわれる深い山々、さまざまな樹木とともに野草や山菜、きのこ、様々な恵みとともに山葡萄が豊富に育ちます。
大野では、梅雨から夏にかけ【やませ】と呼ばれる、冷たく湿った霧が、海から山に吹きこんで太陽を隠し、里山を包みこみます。
昔から里は、この霧による冷害に悩まされながらも共存してきました。
しかし、この【やませ】によって山々の樹木は、時間をかけゆっくりと育ち、しなやかさと強さに恵まれるようになりました。わたしどもの籠バックは、この山の恵みにから頂いています。
梅雨の一時期、山に分け入り必要な分を、山からおろし、材料にしていきます。大野の山で育った山葡萄の蔓は太いもので直径10センチにも及び、里におろすだけで、とても大変な作業です。里に下ろした後、丁寧に樹皮と幹を分け、樹皮はバックなどに、幹は工芸品など大切に活かしています。
国産の山葡萄の蔓は、東北でも限られたところにしか残っていないという話も耳にします。とても希少なものとなりました。
厳しい自然の中で育つ山葡萄の樹皮は荒々しく、かごバックになる材料は、そのほんの一部分にしかなりません。
編み込みで大事な仕事の一つに「編みひご」作りがあります。
籠バックのデザインに合わせ必要な太さの編みひごを切り出していきます。
編みひごが出来ると編み、縁の編込み、取っ手と多くの作業が続きます。
すべての手仕事を経て美しい籠バックは仕上がっていくのです。
材料準備も非常に大事な作業です。
山葡萄の樹皮は竹や、アケビのように均一なものと違い、曲がったり、うねったり。丁寧に編みひごを切り出していきます。
木枠に合わせ、隙間の出来ないように編み込んでいきます。
非常につよい樹皮を、隙間なく、丁寧に、そして美しく仕上げるには多くの手仕事の技が詰まっています。
仕上がった籠バックを丁寧に検品し、お客様にお届けしております。
材料から仕立てまで一貫した手仕事ですので、お直しもご安心ください。
三菱東京UFJ モルガン・スタンレーPB証券の会員様限定誌Fortuna(フォルトゥーナ)2020年夏号「暮らしをハッピーにするモノ・コト・ヒト」特集で三本木工芸の山葡萄バスケットを紹介いただきました。
特集では世の中にある素敵なモノたちをアルファベットのAからZの頭文字で紹介しています。
BASKET WEAVING[美しい籠]のページにて三本木工芸の山ぶどう籠(バスケット)を紹介いただいきました。
昨日お願いしていたバックが届きました。とても早く。
想像以上に素敵なバックでした。 WEB販売だったので大きさや形があまりイメージでき買ったので心配でしたが、思い通りのものが届き嬉しかったです。本当にありがとうございました。
この度は、お手数をおかけしたにも関わらず、快く対応していただきありがとうございました。私はこれまでに数件かけ情報や商品の内容を調べやっと全てに納得の行く品物に出会えました。
ものに強いこだわりを持つ私が、とうとう探し当て手にすることが出来たバックです。一生大切に使います。娘から孫にも継がせる予定ですのでとても嬉しいです。